一歩濃いテニス記事配信&サービス、はじめます!

コンテンツの充実を図り、読者の皆さまとの交流の場を開設するためのお知らせ&お願いですm(__)m
内田暁 2025.09.27
誰でも

『世界のセンターコートから』を登録いただいている皆さま、いつもありがとうございます。この『The Letter』のプラットフォームを活用し、皆さまに記事を配信するようになってから、ひと月ほど経ちました。

全米オープン会場から近い、マンハッタンの夜景。 特に意味はないですが、素敵風写真。 撮影:内田暁

全米オープン会場から近い、マンハッタンの夜景。 特に意味はないですが、素敵風写真。 撮影:内田暁

 今後、配信記事の内容をより充実させるためにも、そして記事以外のサービスを提供していくためにも、新たに“サポートメンバー”を開設することをご報告させて頂きます。

 直截に言いますと、有料会員です。今後も、ひと月に5~8本の記事を配信していく予定ですが、そのうち複数をサポートメンバー様限定として、内容もより濃い(マニアック)なものを提供できるようにしていく所存です。

 基本的に「自分語り」はあまり得意ではないのですが、こちら『The Letter』を活用しようと思った背景も含めて、簡単に説明させて頂こうと思います。

 わたしは会社等には所属していない、フリーランスのライターです。自分が関心を持った題材を取材すべく現場に足を運び、記事を書き、そして記事を「売る」という形で生計を立てています。ですから取材経費等は、基本、自費です。

 幸運なことに、わたしは現在国内唯一のテニス専門誌である『スマッシュ』や、『LINEニュース』、集英社のウェブ媒体『スポルティーバ』など、複数の媒体に書くチャンスを定期的に頂いております。特に『スマッシュ』は、わたしに取材と執筆の機会を与えてくれた、キャリアの原点とも言える雑誌です。本当に感謝しております。

 ただどうしても既存媒体は、書くスペースや内容に限りがあります。専門誌は別ですが、昨今はどの媒体でも、一部の人気選手以外の記事は、掲載の機会が激減しているのが現状です。人気選手ですら、「勝った場合」「上位まで勝ち上がったら」など、掲載条件が制約されることも多々。そのため、海外まで取材に行ったものの「お目当ての選手が欠場だった」「早期敗退したため掲載のチャンスがなかった」ということも珍しくありません。海外の選手の情報や、これまで『The Letter』で配信してきたような現地情報などは、なかなか掲載チャンスがないのが実情です。

 加えて難しいのは、ネット記事は「スピード命」な点。数日、場合によっては数時間のタイミングの遅れが、掲載を見送られる要因になりかねません。自分たちが会見等で質問し、「良い解答、コメントが得られたな」と思っても、デスクに戻りパソコンを立ち上げたら、既にネットニュースで流れていた……ということも😅 現場で取材しているがゆえに、スピードでは後れを取るということも、実はあったりするのです。

 もちろん同時に、一部の熱心なテニスファンの方たちからは、ジュニアや海外選手、様々な大会に関する情報の需要があることも、感じています。大会会場で激励の言葉を掛けて頂くこともあり、そのような声は、本当に本当に励みになります!

 それらの状況を鑑みて、従来の「原稿を媒体に売り、掲載してもらう」だけでなく、「読者の方から直接、購読費を頂く」というスタイルを試みようと思った次第です。これまでのように、取材記や、わたしが個人的に推す選手及び重要だと思う情報、あるいは公の場ではやや書きにくい裏話(汗)などを、お伝えしていきたいと思います。その内容や方向性についても、読者の皆さんの要望も伺い、可能な限りお応えしていければと思います。

 実は当初は、こちらの有料コンテンツには、選手やコーチらの単独インタビューなどを掲載すべきかなと思っていました。ただ、いろいろと考えているうちに、「それは違うかな」と思ったのです。なぜなら選手やコーチたちは、あくまで「多くの人に伝えたい」と思うからこそ、こちらの取材を受けてくれる。それをごく限られた人にしか公開しないのは、メディアの本分にもとるなと思った次第です。

 記事配信と並んでもう一つ、この『The Letter』の“イベント”機能と、“サポートメンバー”制度を活用することで実現したいと思っていることがあります。それが、音声での情報発信や、皆さんと交流できる場の開設です。

 例えば、どなたかゲストを招き、サロンやセミナーのような会を設けたいなと思っております。また個人的には、伝授などと言うと実に偉そうですが、テニスメディアや取材に関心を持っている方たちに、何かを伝えられたらとの思いもあります。場合によっては、スポーツメディアに関心のある学生さん等のご相談に乗れるかもしれません。

 とか言いながら、まだ「紙が大好き」とか言っているわたしは、時代に取り残された遺物かもしれません。わたしが、若い人たちから学ばせて頂く場にもなればと思っています。

 長く書いてきましたが、上記のような理念やプランに賛同して下さる方は、『サポートメンバー』になって頂けますと幸甚です。

 皆さまからのご厚志は、以下に活用させて頂く予定です。

◎取材経費

◎資料・写真素材等購入費

◎オンラインイベント出演者への謝礼/運営費

 なお、価格帯は複数ございますが、サービス内容に差はございません。皆さんの無理のない範囲で、サポートして頂ければと思います。変更・解約もいつでも可能です。

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