ベンチッチのジャグリングが紡ぐ師弟物語——? 日本とスイスをつないだ日本伝統のタマ

現在開催中の東レパンパシフィックオープンで、ベリンダ・ベンチッチが披露した巧みなボールジャグリング。その頃、プレスルームでは、四半世紀前の思い出話しに花が咲いておりました。
内田暁 2025.10.25
読者限定

黄色いテニスボールが3個、クルリクルリと宙を舞う。

東京オリンピック金メダリストでもある、ベリンダ・ベンチッチ選手。 写真提供:東レ パン パシフィックオープン

東京オリンピック金メダリストでもある、ベリンダ・ベンチッチ選手。 写真提供:東レ パン パシフィックオープン

英語で言うところの「Juggling(ジャグリング)」。日本的に言えば、「お手玉」だろうか。ベリンダ・ベンチッチは実に器用に、両手で、片手で、ボールを操っていた。

この記事は無料で続きを読めます

続きは、3050文字あります。

すでに登録された方はこちら

読者限定
錦織圭 慶應CH参戦記念連載 『日本テニスの夜明け―熊谷一弥と慶應義塾...
読者限定
ATPファイナルズ・ダブルスを制したヘリオバーラ/パッテン組の、数奇な...
読者限定
日本のITF大会から、グランドスラムの夢舞台へ――。ジョアンナ・ガーラ...
読者限定
浜松ウイメンズオープンからお届けする、大会を支える仕事人列伝
読者限定
全仏ジュニア予選で交錯した、3人の日本人ジュニアたちの足跡。ここから始...
読者限定
ジュニアチャンピオンの17歳、園部八奏がプロ転向! 改めて考える、テニ...
読者限定
秘書になる予定が一転、プロ選手に! ウインブルドン・ダブルス優勝者、ア...
サポートメンバー限定
コーヒー畑から始まった、長い長い旅路――。43歳にして世界1位に至った...