線審が消えたUSオープンに残る思い出と、新世代に受け継がれるトーチ

2025年のUSオープンが9月7日に終幕。祭りの後の寂寥感もあり思い出される、ある審判の方についてのお話しを書かせて頂きます。
内田暁 2025.09.10
読者限定

 この大会から“線審”が姿を消してから、4度目のUSオープンが閉幕した――。

 電子ライン判定システムが、USオープン会場の全コートに導入されたのが2022年。今やツアーでも、線審の方々を見ることは少なくなった。

 電子判定システムの是非は両論あるものの、選手間の評判は、概ね良好だったように思う。ただ先のウインブルドンで、システムエラーによるミスジャッジが起きた時には、懐疑派の声も多く聞こえた。

この記事は無料で続きを読めます

続きは、1923文字あります。

すでに登録された方はこちら

読者限定
テニスフォトグラファー、佐藤ひろし氏に伺う『被写体』錦織圭の魅力
読者限定
加藤未唯のパートナーのコーチは、元ダブルス世界1位。ラティーシャ・チャ...
読者限定
「錦織圭が、四大大会で最後に勝った選手」。16歳の米国選手が対戦後に語...
読者限定
錦織圭と坂本怜——。全米オープン予選決勝で実現した新旧対決が、こんなに...
読者限定
錦織圭の最後のUSオープンを、スタンドから見つめるかつての『天才少女』...
読者限定
引退表明の錦織圭が口にした、「アジアのパイオニア」としての思い
読者限定
『おむすび』が結ぶ絆――。大坂なおみと望月慎太郎が7月5日、聖地のセン...
読者限定
「ソルジャーは決して負けない」——。兵役中ながらウインブルドン2回戦進...