引退表明の錦織圭が口にした、「アジアのパイオニア」としての思い
※わたしは、錦織選手が参戦している米国ワシントンDCで開催中のムバダラ・DCオープンには行っておりません。こちらの記事は、英語会見でのコメントや、リモートで関係者から得られた情報を基に構成しています。また、錦織圭選手に単独インタビューをしたテニスジャーナリスト、ベン・ローゼンバーグ(Ben Rothenberg)氏が、インタビューの一部を翻訳して使うことを了承してくださいました。
内田暁
2026.07.28
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「どのような感情になるのか、まだ自分でも分からないので、その時を待っている状態です」
5月1日の引退表明後、初の実戦となるATP500のワシントンDC大会——。その開幕を控えた会見で、錦織圭はそう答えた。「キャリア最後の日々を過ごす心境」を問われた時のこと。
「今は、落ち着いているしリラックスできている。でもいざ試合のコートに立ったら、違う感情が沸いてくることは分かっている。すごくワクワクするのか、プレッシャーを感じるのか。いずれにしても複雑には考えず、すべての瞬間を楽しむことに集中したいと思っています」